『自分から挨拶をしましょう』という目標が
あったとします。
挨拶をする相手がきました。子ども達に
先生…「さぁ 何をするんだったかな?」
子ども…「そうだ!自分から挨拶するんだ!」
子ども…「おはようございます」
先生…「ちゃんとできましたね♬」
間違ってはいない指導方法だと思います。
ですが、年がら年中この指導方法をして
いてはどうかな?と思います。
1学期、2学期前半ならこの言葉がけをして
あげることで、子どもは『気付く』『思い
出す』ことができます。
三学期にもなると、目標達成に王手がかかる
時期なので、先ずは 挨拶する相手が来ても
先生は一歩下がって口出しもせずに子ども
達がちゃんと自分から挨拶ができるかどう
かを見守ってあげること。自分から挨拶が
できている子は、褒めるのではなく、認め
てあげて、まだ身に付いていない子には
「どうするんだったかな?」「自分から
挨拶しましたか?」と聞いてあげます。
段階を踏んで、指導方法を変えていくことも
大切なのです。同じ繰り返しの指導方法だけ
では、ただの台詞にしかなっていない場合も
あります。
子ども達の成長を願う上で、大切なことは、
目標・目的の意味をしっかりと理解しておく
ことです。