転びそう…転びそう…やっぱり転んだ!
こぼしそう…こぼしそう…やっぱりこぼした!
お子さんといるとそんなシーンが時々やって
きますよね?
親はその時、
「ほらー!」
「やっぱり!」
そんな声をかけてはいませんか?
転んじゃいけない? こぼしちゃいけない?
この先こうなるだろうという親の予知能力。
子どもは、その能力がまだまだ難しいので、
転んじゃったり、こぼしたりしてしまいま
す。『キケン』がある場合は未然に防ぐ
ことは必要です。 …が、何でもかんでも
親が先手に出てしまうと、考えたり気を
つけたりする成長のチャンスが失われて
しまいます。
なってしまったことに対して、
何で転んでしまったのかな?
何でこぼしたんだろうね?
そんな問いかけをしてあげることで子どもは
自分で考えて、自分なりの答えを出します。
転んでしまうから歩こう!
こぼしてしまうから両手で持とう!
ハラハラドキドキな気持ちになるのですが、
そこが安全ならば、ぐっと見守ってあげて
ください。幼児期では『考える』ことって
すごく大切な時期でもありますのでね。