子ども達は、色んな『姿』を見せてくれます。
友達と集団遊びをしている姿や自分の世界で
楽しんでいる姿。転んで泣いている子に
かけよって「だいじょうぶ?」と声をかけ
てあげている姿。園庭に落ちていたゴミを
拾ってゴミ箱へ。 そんな色々な姿を見た
ら「いいね♪」と思わず声をかけます。
子どもはたくさん『いいね♬』という
褒め&認め的な言葉を得ます。しかし、
『いいね♬』ばかり聞いていると、その
言葉の意味の深さが浅く感じられても
きます。
僕はこの『いいね♬』を伝えたあとに、
『なぜ?』と聞く様にしています。
例えば、
園庭のゴミを拾って、ゴミを捨てて
くれた子には、
「ありがとう♬」(いいね♬)
「何でゴミを拾ってくれたの?」(なぜ?)
子どもから返ってくる答えはというと、
「ゴミはゴミ箱へ!だから」
「きれいにしなきゃダメだから」
「ママがいつも言ってるから」
「先生に教えてもらったから」
「〇〇ちゃんも拾っていたから」
色々な答えが返ってきます。
ゴミを拾う意味の正解はないのですが、
誰かにやらされている子と、自主的に拾っ
ている子。皆さんはどちらの子に育って
欲しいですか?
『いいね?』はゴミを拾った行為だけで
終わってしまう言葉。『なぜ?』を聞く
ことで、やらされていた考えを自主的に
する考えに軌道修正することができます。
時々『いいね♬』のあとに『なぜ?』を
聞いてみてあげて下さい。
「なぜ お手伝いしてくれたの?」
「なぜ きれいにお片づけしたの?」
どんな答えが返ってくるのでしょうか?
もし、違うな!っていう答えが返ってきた
場合は、上手に軌道修正してあげてくださ
いね♬