NISHIKI KINDERGARTEN :: For The Future

約5メートルのドラマ

f:id:nishikikg:20160930212749j:plain

園庭での遊びでよくあるシーン。水運び。砂場で

穴を掘って水を入れ・・・「海!」「川!」「池!」

この遊びをするに必要不可欠なのが「水」です。

砂場から1番近い水道まで約5メートル。

f:id:nishikikg:20160930213110j:plain

そ~っと、そ~っと・・・こぼさない様に。まるで

超スロー映像を見ているかの様に考えて運んで

います。 けど、やっぱり運んでいる途中には

f:id:nishikikg:20160930213259j:plain

ポタポタと。 そのポタポタが・・・

f:id:nishikikg:20160930213344j:plain

靴をびちゃびちゃに。

 

そんな繰り返しがとっても大切なことなんです。

こぼすこと、汚すことは決して悪いことではないん

ですよ。この時期は特に。

そこで周りの大人が「あ~ぁ!」なんてこと言って

しまうとどうでしょう?言いたい気持ちは十分に

わかります。そこは温かい見守り♪

 

水を運び終え、穴に流し込んだ瞬間の子ども達の

表情は何とも言えない満足顔。もちろん途中の

試練の時は嫌な顔になってます。僕は満足顔の

時に「頑張って運べたね♪」「海、できたね!」と

言葉をかける様にしています。

すると、「また水とってくる~♪」と再チャレンジ(笑)

さっきよりも上手に運んで来るもんですよ!

『楽しい』時の子どもの成長って本当に速いです。

 

ちなみにこの水運びの子は3歳児のお子さんの

話です。その子の横を小走りで、しかも一滴も

こぼさず走り去っていく年長児の姿。

どや顔でした(笑)