園庭での遊びでよくあるシーン。水運び。砂場で
穴を掘って水を入れ・・・「海!」「川!」「池!」
この遊びをするに必要不可欠なのが「水」です。
砂場から1番近い水道まで約5メートル。
そ~っと、そ~っと・・・こぼさない様に。まるで
超スロー映像を見ているかの様に考えて運んで
います。 けど、やっぱり運んでいる途中には
ポタポタと。 そのポタポタが・・・
靴をびちゃびちゃに。
そんな繰り返しがとっても大切なことなんです。
こぼすこと、汚すことは決して悪いことではないん
ですよ。この時期は特に。
そこで周りの大人が「あ~ぁ!」なんてこと言って
しまうとどうでしょう?言いたい気持ちは十分に
わかります。そこは温かい見守り♪
水を運び終え、穴に流し込んだ瞬間の子ども達の
表情は何とも言えない満足顔。もちろん途中の
試練の時は嫌な顔になってます。僕は満足顔の
時に「頑張って運べたね♪」「海、できたね!」と
言葉をかける様にしています。
すると、「また水とってくる~♪」と再チャレンジ(笑)
さっきよりも上手に運んで来るもんですよ!
『楽しい』時の子どもの成長って本当に速いです。
ちなみにこの水運びの子は3歳児のお子さんの
話です。その子の横を小走りで、しかも一滴も
こぼさず走り去っていく年長児の姿。
どや顔でした(笑)