幼稚園の世界に入った頃、僕がよく口にして
いた言葉、「えらいね」「かしこいね」。例えば、
掃除の手伝いをしてくれている子に対しては、
「掃除の手伝いしてくれてるの!かしこいね♪」
こんな感じで「かしこいね」を使っていました。
それから数十年…掃除を手伝ってくれている
ことって かしこい?って思うようになってきた
のです。・・・何か違うなって。
なので、今は
「掃除の手伝いしてくれてるの!助かる♪」
そういう言葉を子ども達に言ってます。
「えらいね」や「かしこいね」を言っていた頃
と、「助かる」や「うれしい」を言っている今と
明らかに変化したこと、それは誰も見ていな
いところでも自主的に行動していることです。
つまり、褒められるからではなく、誰かの
ために何かをするなのです。
幼児期にたくさん褒めることは大切なことです。
プラス、時と場合によっては言葉を選んであげ
たらいいと思います。
買い物で、買い物袋を持ってくれたら
「重たい物を持ってくれて、えらいね」ではなく
「重たい物を持ってくれて、助かるわ」と。
春休み、たくさん『できる』手伝いのチャンス
です!